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私のこと その2

私のこと」続き。

 

*****

 

外資系メーカーに就職が決まったときから

なんとなく海外への憧れのようなものは

芽生えてきた。

 

普通は順番が逆で、海外に行きたい人が

外資系企業に就職するのだろうけれど、

とりあえず就職したかった私は何も考えずに

選択肢の1つとして外資系企業を受けてみた。

 

いつか海外出張に行ったり

海外の人と仕事をしたり、なんて

かっこいいなあ、とぼんやり

思っていたくらいだった。

 

実際に入社してみたら、いかに自分が

本気でぼんやりしていたか思い知らされた。

 

「とりあえず9月からアメリカの新卒の

新人研修プログラムがあるからそれに合流して。

それまでにその英語何とかして。」

という課題が言い渡された。

 

そしてそこからひたすら英会話のレッスン

(費用は会社持ち)と会社の専門分野についての

勉強が始まった。

 

海外に出すレベルにならないと

研修の話はなかったことにする、と脅され

必死で勉強した。

 

そして夏になり、そこから次の年度末まで

本社のあるアメリカで研修メインの生活を送って

日本に帰国した。

 

アメリカでの生活は今思い返しても

本当に鮮烈な経験だった。

(語りだせばキリがない)

とにかく夢中で、あっという間に時間が過ぎた。

 

向こうでも会社が外注した英会話レッスン

(某大学の外国人に対する言語習得プログラム

とかいうものだったらしい)を引き続き受けていて、

帰国した頃にはそれなりに英語を話していた。

英語で夢を見ていたし、日本語よりも英語で

話した方が早いと思う時もあった。

「英語を訳さず使う」という感覚を得ることもできた。

 

しかし「1年以上アメリカで働いていました。」

と聞いて普通の人が想像するレベルには

到底達していなかったとは思う。

この頃のTOEICは確か850点くらい。

日本にいる普通の会社員が

英語を勉強して取る点数よりは

高いかもしれないけれど、

ネイティブ級のバイリンガルや英語マニアの人には

遠く及ばない点数。

 

帰国してからはアメリカ本社と

アジアやヨーロッパの工場と

日本の顧客間を調整するような仕事をした。

 

朝はアメリカの西海岸、

日中はアジア、

夜遅くにアメリカ東海岸

と連日の電話会議。

ヨーロッパとはメールでのやりとり。

 

研修とは違い、私の英語でお金も物も動く。

少しずつ責任を与えられて行く中で、

私の英語力はこの頃がmaxだったと思う。

 

そして下手に20代前半で世界を見てしまい、

アメリカ人の同僚や他の国の人から刺激を与えられ、

仕事をしながら「私の本当にやりたいことって何かな」

などと考え始め、30歳手前でそれまでとは全く違う

専門性の高い職種へ転向することにした。

 

 *****

 

転職するにあたってその方面の勉強を頑張り、

専門の資格も取った。

会社から身につけさせてもらった英語力は

とても大きな支えになったけれど、

英語ができたから転職できたわけではなかった。

 

実際に転職してみると、こちらの世界では

私よりも英語を話せない人はたくさんいたし、

私よりも英語を話せる人はたくさんいた。

 

それでも、英語の論文を読んだり

海外とのメールのやり取りが必要であれば

みんなそれなりになんとかやっている。

 

自分の専門分野のことであれば

それが英語でも、日本語でも、

大した違いはないように感じる。

 

 

現在の私は資格を使ったパートタイマーで、

海外で論文を発表することもなければ

外国人とディベートやディスカッションをする機会もない。

半年に1度くらい来る海外からの留学生の相手を

ほんのちょっぴりする程度。

そしてしどろもどろの自分の英語にへこみ、

大学時代に留学生と何も話せなかった過去が

フラッシュバックする。

 

まるで「アルジャーノンに花束を」の

ねずみみたいな気分だ。

 

*****

 

私が自分の経験から学んだことは、

英語は必要があれば話すようになるし、

必要がなければ話さなくなる。

そして、英語力はプラスアルファにはなりうるけれど、

英語力だけで何かができるようになるわけではない、

ということ。

 

*****

 

 

「自分の受けた英語教育」について

考え始めたはずなんだけど、

だんだん話がそれて、最後は

「自分の中の英語への思い」

みたいになってしまった。

 

 私はこういう思いを抱えて、

子供たちと英語を学んでいる。

 

バイリンガルになってほしい」とは

やはり思わない。

ただ、子供のうちから英語を学んでいたら、

私とは違った英語のとらえ方になるのだろうか。

そこらへんは興味がある。

 

アメリカで研修を受けていたときに、

ドイツで新卒採用された同期もいた(トップの気まぐれで)。

彼も英語はそんなに得意ではなさそうだったが、

私とは明らかに違うベースがあった。

(渡米前に英会話レッスンを受けていたらしいが、

アメリカではレッスンを受けていなかった。)

あの頃は全然そういうことを考える余裕も

なかったけれど、今は気になる。

 

*****

 

受験英語ではそれほど悪くない点数を取っていた私。

しかし全くしゃべることはできなかった。

相手の言っていることを理解することもできなかった。

 

そこから、外国人相手に仕事をするようになるまで

どんな勉強をしたのか。

 

また時間ができたら書きたいと思う。

大事なのはそこだった。

 

 

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